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佐賀映画制作プロジェクト

地方の力を「強化」する

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PROJECT CONCEPT

地方から世界へ。佐賀メイドで取り組む映画制作プロジェクト

Concept 01

地域を一つに

Unite the region

未経験者大歓迎「映画に出てみない?」で始めたオーディションの条件は佐賀にゆかりにある人。

新しい何かに挑戦したい思いを秘めていた多くの佐賀県民、ゆかりのある人々が熱い想いを持って応募や協力に手を挙げ、フィルムコミッションを始め、海苔業者から温泉旅館、茶畑農家、私立高校、大学、そして病院など、地域の様々な人たちが撮影にコミットし、一つの作品の為に集まりました。

Concept 02

未経験の学生やスタッフが参加

Participation by inexperienced students and faculty members

今回の映画にはプロではない人が多く参加しました。その中でも高校生や大学生のボランティアスタッフに対しては、東京から参加したプロの映画人たちによるレクチャーを通し、普段はできない職業体験を地元の学生に還元。

映画作りの体験を通して若い世代に興味を持ってもらい、この活動を通して、将来日本の地方からフィルムメイカーが生まれることを期待しています。

Concept 03

地域の「魅力」を発信

Conveying the “attractiveness” of the region

全ての映画はユニークであり、この「つ。」も同じ。特に今回は全てのロケ地を佐賀県内で行うことで、新たな日本の一面を国内だけでなく世界に届けています。

映画の公開だけでなく、映画で登場したロケ地の魅力が伝わり、訪れてもらうことで、佐賀のアピール・認知向上につながっていくことを期待しています。

「負けていい」「逃げていい」。
負けて、逃げて、傷ついて、空っぽになっていく。

「負けていい」「逃げていい」。負けて、逃げて、傷ついて、空っぽになっていく。

STORY

佐賀県の片田舎に住む高校三年生、副島祐樹は大学受験を控え、上手くいかない人間関係や成績不振、出来の良い弟と比較される日々に悶々と焦りを募らせていた。そして迎えた大学入学共通テストでカンニングしたことがバレた祐樹は、全てを捨てて深い森へと逃げ込む。

そこで出会ったのは、自己責任の名の下に、押し付けられたルールのない世界で生きるために川の水を汲んで運び、山の獣を狩って自給自足の暮らしを営む数奇な人々のコミュニティ。野良妊婦のソル、コミュニティで生まれ育ち力比べだけに情熱を燃やすアキ、両親に愛されなかった心の傷を隠してセックスに逃げようとするサクなど、欠陥だらけで変人揃いの曲者たちとの共同生活を通して、祐樹に少しずつ変化が見られていく…。

TRAILER

PROJECT TEAM

Ü Inose

脚本・監督

アメリカ、カリフォルニア州立大学ノースリッジ校映画学校脚本家コース修了。バイリンガル能力を生かし、10年以上の海外経験がある。主に助監督として Backstreetboys や Will I amの MV、Coca-Cola, Adidas, Nike, Six-Pad, ArmaniのCM、邦画ではジョーカーゲーム、杉原千畝、沈まぬ太陽、シン・ゴジラ、海を駆ける、アジア三面鏡、ダイナーに参加。


脚本・監督作品:米⻑編映画「The 7 Greatest bathrooms in Los Angeles」、「もうしません!」(2015年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭出品)、CX深夜ドラマ「Shibuya零丁目」、地方創世大賞優秀賞受賞作品「SA GA LAND」、Twitterドラマ「パパ活整形」「ジコダン」、「A Lot to Lose」、や Lab Series Web CM等

笠原 徹

総合プロデューサー

株式会社ハレノヒ 代表取締役。
佐賀県に移住後、2015年に築100年の古民家をリノベーションした写真館「ハレノヒ柳町フォトスタジオ」をオープン。


ウエディング、家族写真、広告など国内外でマルチに撮影を行う。 「小さな写真館にできることで、世の中を幸せにする」という理念を掲げています。「田舎も都会も、それぞれにアイデンティティがある」「すべての人、家族に価値がある」という考えのもと、そのまちにすむ人の歴史を写真で記録していくという写真館の原点を継承すると同時に、写真や映像というビジュアル制作で、まちと人の魅力を広く世界に発信する媒体としての取組も行う。
著書に「地方でクリエイティブな仕事をする」(玄光社・2020年)などがある。

CAST

山下万希

西谷星七

山田結月

石橋征太郎

長谷川テツ

大坪紗耶

真山俊作

高岡盛志郎

神山大和

青花美永久

Devkota Bishnu

青栁秀栄

築山尚矢

GAKU

古賀海

井手祐理

片渕奏汰

SPECIAL THANKS

DIRECTOR’S STATEMENT

なぜ今、この映画を作ったのか? コロナで生活が変わった、このタイミングだからこその映画。僕らは一回止まった。ステイホーム、不要不急、断捨離する人が増えた。 つまり、これまでの当たり前を見直すきっかけが産まれたタイミング。 これまでずっと足し算だった時代(経済、産業、成長)が引き算をするタイミングになった。

そこで新たな発見をした人がたくさんいたと思う。
実は必要そうでなくても良かったものを見つけたり、それまでに仕事から転職したり、そして本当に自分にとって大事な人が誰なのかを再認識したり。 無数のモノと人、そして時間に追われる中ではなかった気付きが、止まって減ることで産まれたのがこの時代のタイミングのような気がする。

そう考えると、この映画を作るのにはベストなタイミングだったと思うし、映画そのものも「断捨離」していて、ミニマムのロゴスでマキシマムの青春のパトスを詰め込んだ、不器用ながらも真っ直ぐな作品にした。小手先のテクニックではなく、とことん主人公に寄り添って、それに相応しい佐賀の景色を落とし込んだ。そう、映画を作るのに上京するのはマストではなく、今いる場所でけっこうなんでもできる。それもコロナでの気づき。地産地消で物事は進む。

映画もそうでいいんじゃないか? 令和という新時代には入り、コロナによって当たり前のバランスが崩れた矛盾と混沌の世界に激情をぶつける。青春でしょ。それで傷ついて負けて空っぽになってもいい。そこからまた始まるから。だからこそかさぶたを意味する「つ」に「。」をつけた。負けることは一つの終わりであると同時に始まり。そこに情熱がある限り始まりも終わりもなく続いていくもの。そんなメッセージを込めた作品なので是非若い人たちに見てもらいたい。これからどうしようのヒントが散りばめられた作品。
何か一つ、きっかけになってくれれば。

脚本・監督

Ü Inose

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